「キリスト教」をアクセスポイントとして、世界・歴史・芸術・文化の諸相を深く探究する。

立教大学大学院  キリスト教学研究科

【公開講演会】「地中海地域における初期キリスト教徒たちの超域的なネットワーク」(10月10日・火曜)


立教大学文学部キリスト教学科主催 公開講演会

「地中海地域における初期キリスト教徒たちの超域的なネットワーク」

講師:Peter Lampe 氏(ハイデルベルク大学神学部教授)

日時:2017年10月10日(火)18:30~20:30
会場:立教大学池袋キャンパス 12号館地下1階 第3・4会議室


講演概要:
 
初期キリスト教は、私人宅や賃貸住宅に結集した小規模の集団が地中海全域に散在する形で存在した。それらはしばしば異教祭儀や古代密儀宗教の諸団体と隣接していた。初期キリスト教の諸集団は超域的なネットワークを持ち、それが多元性を促進した一方で、単独司教制のような中央集権的な職制の発展を遅延させた。このネットワークを通して、相互の情報交換と貧しい集団のための社会支援が行われた。低社会層の出身者からなる成員たちの間のこのような超域的な絆は、ローマ帝国において他にほぼ類を見ない。


講師略歴:Peter Lampe 氏(ハイデルベルク大学神学部教授)

プロテスタント神学、哲学、そして考古学を学んだ後、ベルン大学(スイス連邦)で博士号と教授資格を取得。ユニオン神学校(アメリカ合衆国)、キール大学神学部(ドイツ連邦共和国)を経て現職(新約学)。研究の重点は初期キリスト教の社会史的研究、初期キリスト教とヘレニズム文化の関係、初期キリスト教考古学、新約聖書解釈学など多岐に亘る。主要業績は<i>Die stadtrömischen Christen in den ersten beiden Jahrhunderten</i>, Tübingen (1987)他多数。



《通訳》
 山吉 裕子 氏(登戸学寮寮監)

【略歴】
 立教大学コミュニティ福祉学研究科博士前期課程(人間関係学)修了後、ハイデルベルク大学神学にてMaster of Theological Research 号取得。主要論文に「ユダヤ人税納入の神学的意味付け——マタイ福音書17章24-27節の釈義的研究」『聖書学論集』46(2014年)417-433頁などがある。


事前申し込み 不要
参加費 無料
http://www.rikkyo.ac.jp/events/2017/10/mknpps0000003bhd.html

【公開講演会】「地中海地域における初期キリスト教徒たちの超域的なネットワーク」(10月10日・火曜)